1974年10月25日に発売
作詞・作曲:森田貢
歌:マイ・ペース
この歌はいつもと違ってヒットしたときに覚えた楽曲です。ウィキペディアにはジャンルが「フォークソング」となっていたのですが、なんか懐かしい響きです。74年当時はフォークソングというジャンルが若者に人気がありましたが、この数年後からは「ニューミュージック」というジャンルが流行ったような気がします。
ニューミュージックの代表格が先日お亡くなりになりました谷村新司さんがいたアリスですが、僕が唯一行ったことがあるコンサートでした。以前、吉田拓郎さんが谷村さんに向かって、「俺はアリスが嫌いだった」と話していたことを書きましたが、その理由が「短パンを履いて歌っていたから」というものでした(笑)。拓郎さんらしい言い方しいですが、ちょうどフォークソングからニューミュージックへの過渡期だったように思います。
それはともかく、「東京」の歌詞はいかにもフォークソングといった風情を感じます。
♪最終電車で君にさよなら
♪いつまた逢えると きいた君の言葉が
ねぇ、フォークソング。
♪東京へはもう何度も行きましたね
♪君が咲く花の都
当時、東京は「咲く」場所だったのですね。僕と言えば、当時はバレーボールに明け暮れていいました。スポーツが大好きでしたので、とても楽しかった思い出があります。身長が低かったので、高校時代でしかできないクラブでしたから。大学でやるにしては身長がちょっと足りなかったです。あ、「ちょっと」じゃなかった。大分でした。
実は、なぜか、この歌は拓郎さんが作ってマイペースが歌っている、とずっと思っていました。しかも、僕が「好き」であるにもかかわらず、なんと100万枚も売れていました。驚き~。
それにしても東京を知ったばかりに恋が破綻する例は多いです。人って、環境が変わり年月が過ぎると性格も考え方も変わっちゃうから。難しいよなぁ。
それでは、また。