伊勢正三が作詞・作曲した<かぐや姫>の楽曲。
<イルカ>によるカバー・バージョンがヒット
伊勢さんが所属していた「かぐや姫」ではあまりヒットしなかったらしいのですが、それをイルカさんが歌うようになったときの伊勢さんとイルカさんのやり取りがウィキペディアに載っており興味深かったのでそのまま載せることにします。
======
伊勢「イルカさあ、歌うかどうか悩んでいるって聞いたけど……」
イルカ「ヤダとかじゃなく、かぐや姫の歌なのに私が今さら歌うなんて申し訳ないって思うしかないんだよね」
伊勢「イルカが嫌いなら仕方がないけど」
イルカ「嫌いとかそういう意味で言っているわけじゃなくて」
伊勢「イルカが嫌いじゃないなら、僕が作った歌を歌ってくれたらうれしい」
イルカ「本当に? うれしいの?」
伊勢「うれしいよ」「誰が何を言っても気にすることない」
=====
伊勢さんには誠に申しわかないのですが、僕はやはり「かぐや姫」さんよりもイルカさんが歌ったほうが、この歌の魅力が倍増すると思っています。イルカさんは声量があるとは思えないのですが、しっかりと歌詞が一語一語わかり、ボリューム感もあるのがすごいですよね。僕、活舌が悪いので羨ましい限りです。
♪汽車を待つ君の横で
♪ぼくは時計を気にしてる
伊勢さんが初めて作詞作曲した歌とのことですが、歌詞から映像が浮かんできます。ドラマのはじまりはじまりって感じですよね。
♪君の口びるが 「さよなら」と動くことが
♪こわくて 下を向いてた
失恋の歌ですが、結構思い当たる人って多いんじゃないかなぁ。
ああ、青春。
年をとってもイルカさんのままでいられるのは、まさにイルカさんならではです。それから、日本で一番幾つになってもオーバーオールが似合う女性です。
それでは、また。