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<p>例えば「♪顔も見たくないほど」という歌詞を弘田さんは「♪かほも見たくないほど」と歌い、サビの部分の「♪私は~ あなたに~」のところは「♪私は~ はなたに~」と歌っていました。「あ行」をすべてとは言いませんが、多くを「は行」に変換して歌っていて、それをとてもカッコよく感じていました。</p>
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<p>また、声量があるのも魅力でその二つが相まってこの歌をスケールの大きい楽曲にしていたように思います。しかも歌がうまい人の特徴の一つである「押さえたところでも、地声が大きく響く」という歌唱力を備えていました。おそらく弘田さんでなければこれほどヒットしなかったのではないでしょうか。</p>
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