1986年6月5日にリリースされた、チェッカーズの11枚目のシングル
作詞:売野雅勇/作曲・編曲:芹澤廣明
なんとなく、突然に、頭の中に浮かんでくる歌です。特段にチェッカーズのファンというわけではありませんが、なぜか頭の中に浮かんできます。メロディーといい、歌詞といい、スケールの大きな歌、といった印象です。
ウィキペディアを読みますと、作曲の芹澤廣明さんがチェッカーズとうまく関係性を持てなくなってきた時期、と書いてありますが、それなりに売れて自己主張がしたくなる時期だと思うので仕方ないと思っています。
芹澤さんのアメリカに対する憧れをメロディーにしたようですが、歌詞がピッタリと感じます。僕的には、作詞家の売野さんのほうが思い出が強いのですが、売野さんはコピーライターから作詞家になった方ですが、作詞家になるルートは秋元康さんのように、構成作家からなる道とコピーライターからなる道の2つが大きなルートのようです。
以前売野さんの記事を読んだことがありますが、売野さんは作詞家として売れっ子になったあとに、いわゆる「売れ線」ではなく、「自分の書きたい詞を書きたい気持ちが大きくなった」ようなことを書いていましたが、これは多くの成功者が至る道のようで、以前同じことを書いている作詞家の文章を読んだことがあります。
そうしたこの歌が出来上がるまでのいろいろな背景があったとしても、そんなことは全く関係なく、歌のメロディーと歌詞のスケールの大きさに惹かれる歌です。創作する人には、それぞれの思い入れがあるのでしょうが、結局は聴く側が自分に当てはめて聴くのが歌なのではないでしょうか。
そんな気がします。
それでは、また。