2020年6月17日に発売、同年5月1日に先行配信。
あいみょんさんのメジャー10枚目のシングル
ご存じ、あいみょんさんの歌です。よく言われることですが、本当に「昭和の雰囲気」が満杯の楽曲です。僕があいみょんさんを知ったのは「マリーゴールド」ですが、そのときも特段「好き」ということでもなく単に「お、いい歌」と思った程度でした。やはりそのときの印象は「昭和の歌っぽい」ということでしが、ウィキペディアを読みますと、あいみょんさんはスピッツ、浜田省吾、吉田拓郎、河島英五、尾崎豊、フリッパーズ・ギターなどを聞いて育ったようでした。そうした背景があったのが、「昭和っぽい」と感じさせる要因だったのだと、納得しました。
僕は日曜の夜にテレビ朝日で放映されている「カンジャニ」の番組を見ているのですが、先週はあいみょんさんが出ていました。テレビでも本当に普通にしゃべっているのですが、それが「すごい!」というか素敵な印象でした。普通、テレビなどに出ますと、やはり構えてしまいそうなものですが、ごくごく自然にカンジャニさんたちと話していましたので見ていて、安心というか落ち着く感じがしました。
日曜の夜のカンジャニの番組は妻が毎週見ていましたので、いつしか僕も見るようになったのですが、確か以前はドラムの大倉さんが太鼓ゲームでいろいろな人の挑戦を受けるコーナーが人気だったように思います。それを思いますと、かなり前からこの番組はやっていたことになり、それもすごいです。
僕は性格はいいのですが、音痴なので中々歌を上手に歌うことができません。ですが、僕の夢はピアノの弾き語りで歌うことです。僕とピアノ出会いはかなり古く、ラーメン店を開業して3年くらい経ったころだと記憶しています。いつも家に着くのが深夜の2時くらいだったのですが、そうした暮らしを年がら年中続けていますと、楽しいことが全くなくなります。
そうしたときにピアノの弾き語りを思いついたのですが、もちろんピアノを置く場所などありませんので小さなキーボードを購入しました。深夜に帰宅しますのでイヤホンで練習していたのですが、当時はピアノの教本など手に入る術を知りませんでした。ですので、休みの日に妻と買い物に行っていたダイエーのレコード店で教本などを見ていました。
しかし、繰り返しになりますが、ピアノの弾き語りの教本がないのです。楽器店に置いてあるのは「ピアノソロ」の教本だけですので、仕方なくそれでキーボードを弾いていました。もちろん「ピアノソロ」は素人用、初心者用のものです。それでも、音楽センスが皆無の僕はなかなかうまく弾けず、苦労していました。毎晩、深夜に帰ってから30分くらい練習していました。
そうした努力が実り、どうにか弾けるようにはなったのですが、所詮は「ピアノソロ」用の楽譜です。僕は歌を歌うための伴奏を弾きたいのに、伴奏ではなくメロディーを弾くのでは今一つ楽しくありませんでした。
楽しくありませんので、やはりピアノに全く触れない期間もありました。それでも、たまに気が向いたときなどは鍵盤を触ったりはしていました。そうした状態を、20年くらい過ごしていたでしょうか。そんなある日。
僕はあることに気がつきました。
「あれ? ギターってコードを押さえて伴奏をしているよな。なら、ピアノもコードを弾けば弾き語りができるじゃん」
早速、ギターのように和音を押さえながらピアノを鳴らしましと、僕がずっと願っていた弾き語りの状態になったのです。感動でした。しかし、この伴奏のやり方の欠点は左手は人差し指しか使えないことですが。「ルート音」というらしいのですが、ピアノ素人の僕にはそれが限界ですが、一応は伴奏になっています。
音楽センスがない僕はそれで精いっぱいですし、それ以上を望むのは自分には無理とあきらめております。しかし、妻からしますと、左手を1本しか使わないのが気に入らないらしく、たまにクレームを言ってきます。
今の週好きな歌は「あいみょんさん」の「裸の心」の紹介だったのですが、それが僕のピアノの話になったのは、実はyoutubeを見ていましたら、「裸の心」のピアノソロが流れていたからです。僕は基本的にはピアノは弾き語りのためと思っていたのですが、あいみょんさんのピアノだけの楽曲を聞いていたところ、弾き語りではなく、ただシンプルにピアノのソロも魅力的だな、っと思いました。
ですので、現在は弾き語りではなく、ピアノのソロを練習しているのですが、単にコードを弾くのとは違い、かなり難しく苦しんでいる次第です。
…ということで、今週は僕の「裸の心」でした。
では、また。