1980年9月25日発売
作詞作曲:三浦和人
歌:雅夢(デビューシングル)
この歌はなんと言ってもメロディーが素敵です。歌詞よりも先にメロディーを覚えてしまいました。僕、オンチなのに。
♪窓ガラス 流れ落ちてゆく雨を
♪細い指先で なぞってみる
そうそう、雨って指先でなぞりたくなりますよね。情景が思い浮かびます。
♪くもりとかして すべる指先に
「くもり」を「とかす」という表現がいいですね。そうか、「くもり」って「とける」んだ、って。今の時代で「とける」と言いますと「お金を失う」ことですが、やはり「とかす」のは「くもり」でなければ…。
♪はきだすタバコの 煙の影が
♪教えてくれた 偽(つく)り言葉と
そういえば、昔はタバコを吸うのが当たり前だったんですよねぇ。「当たり前」というか、吸っている姿が「カッコよかった」と思い込んでいましたっけ。当時のドラマを見ると、主人公の方々はみなさん、必ずタバコを吸う姿をどこかに入れていました。なんか懐かしいです。
「タバコの煙の影」がウソを教えるなんて、ステキな表現です。作詞作曲をした三浦さんは歌声も素敵で、声量もあって、このサビの部分は声量がないと魅力が半減しますよね。
♪別れはいつも 背中合わせに
♪人の心を ゆらして
思い出すなぁ、青春時代。愛って、本当にかげろうですよねぇ。
それでは、さいなら。