1961年発売
作詞作曲:ベン・E・キングとジェリー・リーバーとマイク・ストーラーの共作
歌:ベン・E・キング
この歌はずっと前から知っていたような記憶がありますが、いつからかは定かではありませんでした。おそらく映画の「スタンド・バイ・ミー」で知ったのではないか、と思っているのですが、その映画「スタンド・バイ・ミー」を観た日時について完全に記憶違いをしていました。
僕は「スタンド・バイ・ミー」という映画は「学生時代に観た」と思い込んでいたのですが、今回調べましたところ、なんと公開されたのは1986年でした。僕の学生時代はその10年前で、1986年はラーメン店を開業した年です。ですが、そうなりますと今度は「いったいいつ観たのかしら?」と女言葉になってしまうのです。
ラーメン店をはじめてからは本当に自由にできる時間などなく、ましてや映画を観に行くことなど夢のまた夢でした。そんな状況でしたので、いったい「いつ観たのか」と疑問で仕方ありません。しかし、観たことは間違いありませんので、可能性としてはテレビで放映していたのを観たのかもしれません。しかし、テレビで観て僕がそこまで感動するとは思えないのです。じっくりと腰を据えて真剣に見入ったからこその身体にしみ込んでいる感動だと思っています。う~ん、わかりません。
勘違いをしている理由を考えてみますと、この映画は古きアメリカの時代1950年代を描いているのですが、僕が好きな映画の一つ「アメリカングラフティー」も当時を描いています。おそらくその影響で「学生時代に観た」と勘違いしてものと思います。
それはともかく
♪stand by me
なのです。どんなに辛いことがあっても、悲しいことがあっても「僕のそばにいてくれ」と歌っているのですが、徳永英明さんには「僕のそばに」という歌があります。作詞も徳永さんですが、この歌は「僕のそばにおいで」と「僕がそばにいて勇気づけてあげる」という内容です。対極的な内容ですが、どちらにも共通しているのは、とにかく「そばにいる」ことです。愛って「そばにいること」だと思うんですよね。
最近お笑い芸人の清水アキラさんの面白いと言っては失礼ですが、印象に残る記事を読みました。実は清水さんは「卒コン」というのを提唱していました。「離婚」ではなく「卒結婚」で「卒コン」だったのですが、卒コンをした当時は雑誌のインタビューなどでも「ずっと一緒にいたからしばらく離れて暮らすのが夫婦にはいいのではないか」と話していました。
ところが、最近読んだ記事では「卒コン」をやめて普通の暮らしに戻ったそうです。理由は「ひとりでは寂しかったから」です。実は僕は、清水さんが「卒コン」を提唱してたときから、「僕には無理だよなぁ」って思っていました。理由は清水さんが卒コンを経験してから感じたように「絶対に寂しいに決まっている」からです。清水さんも経験して、それがわかったようですが、大切なのは「愛しているかどうかではなく、そばにいるかどうか」なんだと思うんですけど、どうでしょう。
それでは、また。