作詞:康珍化 作曲・編曲:芹澤廣明
岩崎良美の20枚目のシングル。1985年3月21日にキャニオン・レコードより発売。
正直なところ、『タッチ』をテレビで観た記憶があまりなく、それゆえ、この主題歌を知ったのも、かなり後になってからだったように思います。そもそもウィキペディアによると、オリコンチャートではベストテン入りしていないとのことで、当時はそこまで大きなヒット曲というわけではなかったようです。
それでも、アニメソングを振り返るような番組では、必ずといっていいほど上位にランクインしてきます。おそらく、リアルタイムでの評価よりも、時を経てからのほうが認知度が高まったのではないでしょうか。そんな気がします。
それにしても、この曲の魅力は、何と言っても岩崎良美さんの豊かな声量に支えられていることは間違いありません。お姉さんに勝るとも劣らない、見事な歌唱力だと思います。
作詞の康珍化さん、作曲の芹澤廣明さんといえば、当時何度もその名前を目にした記憶があります。おそらくこの時代を代表する黄金コンビだったのでしょう。そんな名コンビに主題歌を依頼しているあたり、番組側の本気度がうかがえます。
僕が思うに、この楽曲の歌詞は、『タッチ』という作品の世界観をよく理解したうえで作られているように感じます。
♪すれちがいや まわり道を
♪あと何回過ぎたら
♪2人はふれあうの
この漫画は、本当にもどかしい気持ちをかき立てられるストーリーでした。でも、単なるスポーツ漫画ではなく、しっかりとした恋愛要素も盛り込まれていて、当時としては非常に新しいジャンルだったのではないでしょうか。「みなみちゃん」に憧れた少年もきっと多かったように思います。
♪青春はね 心のあざ
♪知りすぎてるあなたに
♪思いはからまわり
ああ、青春!
それでは、また。