PRIDE

1996年11月4日発売
作詞 布袋寅泰 作曲 布袋寅泰
歌 今井美樹

いつものことで、この歌を知ったのもリリースから大分経ってからです。ネットで調べたところ、この歌は1996年10月17日から12月19日までフジテレビ系「木曜劇場」枠で放送されたテレビドラマ『ドク』の主題歌だったそうです。ドラマの主題歌だったという点では、僕は「ひく」部分がありますが、多くの人に知ってもらう意味ではその方法が最も手っ取り早いのは間違いありませんので許すことにします。

僕がこの歌を知ったのは今井さんの歌声ではなく、旦那様の布袋さんがキーボードを弾きながら歌っている「YouTube」でした。布袋さんと言いますと、ギターリストというイメージがありますが、そうであるだけにキーボートを伴奏に歌っていたのは新鮮でした。

♪貴方を想うと ただせつなくて 涙を流しては
♪星に願いを 月に祈りを 捧げるためにだけに生きてきた

楽曲の長さが5分くらいありますので、聴いているだけでは感じなかったのですが、歌詞だけを見ますと、とても短い印象です。ある意味、この歌詞の量だけで楽曲を5分以上ももたせるのはすごいことです。

実はそんなことよりもこの歌を聴きますと、今井さんへに対する僕の妻の批判的な言葉を思い出してしまいます。どこまで正確かはまったくわかりませんが、妻の週刊誌情報によりますと、当時布袋さんには山下久美子さんというれっきとした奥様がいらっしゃったそうです。そんな奥様から旦那様を奪っておきながら

♪貴方への愛こそが 私のプライド

はないでしょう!というわけです。ネットで検索しますと山下さんとの離婚理由がいろいろと取りざたされていますが、所詮は第三者が勝手に言いたい放題しているだけだと思いますのでどれも信用できません。しかし、結婚している身でありながら今井さんとつきあったのは間違いないところですので、やはりそれなりに布袋さん、今井さんには責任があるように思います。

山下久美子さんのさしたるファンというわけでもなかったのですが、ただ一つ強烈に覚えていることがあります。80年代「ザ・ベストテン」という歌番組があったのですが、有名でしたの後存じの方も多いでしょう。その番組で当時学園祭の女王といわれていた山下久美子さんが本物の象に乗って出演していたのが強烈でした。しかも、服装はターザンのような「ジャングルで生活しているのか」と見まがうほどのワイルドが恰好で象にまたがって登場してきたのです。いやぁー、すごかった。カッコヨカッタ。

そんな山下さんと布袋さんはお似合いのカップルと思っていただけに離婚して、今井さんと結婚したのは少しばかり悲しい思いがしました。しかし、せめてもの救いは山下さんが明るく振舞っていたことです。自由奔放のイメージがあった山下さんですので、そのような逆境の中でもたくましく生きている姿もまた、ステキでした。

というわけで、僕は「PRIDE」を聴きますと、山下久美子さんを思い出してしまうのです。

それではまた。

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